外壁塗装って高いし、安くする方法ないかなあ
アパート経営の中でも外壁塗装は大規模修繕にあたり、1回あたりの金額も高額になります。
規模にもよりますが、小規模アパートでも150万円~300万円はかかります。
この金額が約10年スパンで必要になってくるので、なるべく安く発注してきれいなアパートを維持したいですよね。
今回は、先日外壁塗装を発注した私が実践した外壁塗装を安くする方法についてまとめます。
参考にご覧ください。
・外壁塗装を考えている人
・なるべく安くで外壁塗装をしたいと考えている人
・築古不動産投資をしている人・しようとしている人
外壁塗装を発注する手順
まず、物件の管理方法によって外壁塗装を発注する手順が変わってきます。
管理会社に管理を委託している場合
管理会社に外壁塗装の発注を自分で手配することが可能かどうか確認をしましょう。
管理会社の中には、提携している業者に発注をしてマージンを取りたいと考える管理会社もいるので、ここは交渉して自分で発注したい旨を伝えてみましょう。
ちなみに私の場合、管理会社からの見積もりと自分で依頼した見積もりには約100万円の差がありました。
物件を自主管理している場合
自主管理の場合は自己の責任のもと信頼できる業者に自ら手配して発注をかけることが可能です。
外壁塗装を安くする方法
私が実践したより安く外壁塗装を発注した方法は以下の3点です。
発注の時期を選ぶ(閑散期をねらう)
外壁塗装の業者は梅雨の時期や冬の時期は比較的仕事が少ない傾向にあります。
この時期が狙い目です。業者としては雇っている職人さんの仕事を途切れさせまいとより積極的に交渉に応じてくれます。
ただ、この時期に発注するためには下記の2点に注意しましょう。
信頼できる業者に発注をする
業者の中には、工期の関係で雨の日でも塗装を続ける業者がいます。
雨の日は塗装に影響のない高圧洗浄や作業をしないという選択をしてくれる業者に依頼をしましょう。
発注を計画的に行う
突然の雨漏りが起こった場合、緊急で外壁塗装を行う必要があります。
そういった場合には、すぐに塗装・修繕を行う必要があるため、時期を選ぶことができず、高額な外壁塗装となってしまいます。
塗装不要な箇所の選択、塗料のランクを落とす
業者はより多くの箇所を塗ることで儲けられるので見積もりにはすべての箇所の塗装を盛り込んでくることがあります。
対策としては、見積もり依頼時に、現場で立ち合いをして塗装不要な箇所について伝える必要があります。
また塗料については、ランクによって金額がかなり違います。
高いものはより効果が長く続きますが、オーバースペックな見積もりを提示する業者もあります。
アパート経営は事業でもあるので、費用対効果をよく考えて塗料も選択しましょう。
私の場合は、価格と対候性のバランスがよいとされるシリコンを選びました。
相見積もりで他社と競合させる
1社のみの見積もりでは、金額が高いのか安いのか判断ができませんよね。
どこを塗るのか、どの塗料を使うのか条件を合わせて見積もりを出してもらうのがよいでしょう。
私が相見積もりを出してもらった方法は、まず1社に参考見積を出してもらい、その参考見積の金額欄のみ空白にして他の業者に提示します。
そうすることで塗る箇所、塗料などの条件を合わせてもらうことができます。
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まとめ
外壁塗装を発注するとなると、大きなお金が動きます。
だからこそ、実際に行う際には綿密な実施計画・資金計画、業者との交渉などが必要です。
今回の外壁塗装では、上記のように
①発注時期を選ぶ(閑散期をねらう)
② 塗装不要な箇所の選択、塗料のランクを落とす
③ 相見積もりで他社と競合させる
ことによって、より安くよりよい業者に発注することができました。
みなさんも外壁塗装をされる際には、実践してみてください!!
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