幼児の算数教育で有名なピグマリオンを3歳の息子と楽しんでいます!
この記事では第二グレードの教材「教養トランプ」の使い方のコツや我が家の取り組み方を紹介します。
ピグマリオン 第二グレード 「教養トランプ」とは?
「教養トランプ」とはピグマリオンの第二グレードに出てくる教材です。
1~13までが数字でトランプに書いてあり、絵柄は生き物など子どもに馴染み深いものが中心となっています。
「教養トランプ」の遊び方は主に2つ!
ピグマリオンで説明されている「教養トランプ」の遊び方は主に2つです。
どちらも基本ルールはババ抜きと一緒ですがそれぞれのポイントを紹介します。
①仲間あつめゲーム
仲間あつめゲームは「仲間」になっているトランプをババ抜きの要領で集めていき、手札が全部なくなったら勝ちというゲームです。
「生き物と巣」「生き物と足あと」「花と種と葉」など色々な仲間があり、その名の通り「教養」が身につくというわけです。
「ありの巣はこんな風なんだ!」といったような教養が身につくのもいいですが、個人的には「花と種と葉」のように3枚で仲間になるものがあるというのが面白いです。3つ目の仲間がなかなか集まらずグルグル回っていたりする時があります。
②10づくりゲーム
こちらの10づくりゲームも基本はババ抜きと同じ要領でやっていきます。
10ゲームをやる場合は1~9までの計36枚で行います。
まずは配られたカードの中から合わせて10になるペアを見つけて場に捨てます。
残ったカードをババ抜きと同じように引いていき合わせて10になったら捨てます。
全部なくなった人が勝ちというルールです。
10づくりゲームだけでなく、1~4のカードを使って5づくりゲーム、1~7のカードを作って8づくりゲームなどもすることが出来るので日によって色々な〇づくりゲームを楽しむとさんすう力も鍛えられます。
このゲームはやってみるとわかるのですが案外早く終わってしまうことが多いです。
なので我が家では事前に1枚抜いておいてペアが1つない組を作ることで盛り上がるようにしています。
3歳でも10までの足し算が分かる?
10づくりゲームなどをやる前にやっておくべきことがあります。
そうです。合わせて10になる組み合わせ「3と7」「4と6」などを子どもに理解させておくことです。
ピグマリオンの第一グレードでは合わせて5になる数までは学習しているので、最初は5づくりゲームからはじめるのがおすすめです。
第二グレードのカリキュラムをどれぐらい進めているかによっても変わってくると思いますが、うちではまだ第二グレードを購入したばかりの時に息子が教養トランプにハマり始めたので、おなじみのマヌーカステンを使って10の組み合わせを教えました。
現在では合わせて5・8・10になる組み合わせは全部覚えたようでトランプも難なくやっています。
3と7だ!やったー!
合わせて10になる組み合わせが分かるのだったら、10までの足し算がわかるのかな?
親はそう思ったので、違う日のドライブ中に息子に聞いてみました。
3と7あわせていくつかな?
うーん・・・。
おもしろいですよね。3と7が10づくりゲームの時には瞬時にペアだとわかるけれども、突然口頭で3と7を合わせていくつか聞くとわからなかったようです。(日によって答えられたりするときもあります。)
ちなみに1と4合わせいくつかきくと「5」と即答していたので、いろいろなゲームや遊びを通して「合わせて10」とはどういうものかを学んでいくことで10までの足し算ができるようになっていくのではないかと思います。
それは、第二グレードの他の教材にも取り組めば解決できる問題かなと気楽に考えています(*^-^*)
トランプ遊びは「さんすう力」も「コミュニケーション能力」も育つ教材
この記事ではピグマリオンの教材「教養トランプ」について紹介しましたが、私はトランプ遊びそのものが素晴らしい教材(遊び道具)だと思っています。
現在、3歳息子が好きなトランプは「七並べ」です。
といってもまだ3歳では相手の札を予想したり、戦略を練るといったことは難しいので場にあるトランプの前後の数字を順番に置いていくというだけですが、毎日家族で大盛り上がりです(笑)
「七並べ」をすることでこれまでやってきたような「1の次は2」といった順番の数(昇順)だけでなく、「7の前の数は6」といった降順での数字の順番も理解し瞬時に出すことが出来るようになりました。
*ちなみに、うちの息子は「七並べ」をする際、自分の札は机にびっしり並べています(3歳は手の中で探せない・・)。
この「七並べ」、普通のトランプでもできますが「A」や「K」などの意味を理解するのが小さい子どもには難しいのです。
その点、この教養トランプはすべて数字で表記がされているので小さい子どもでも遊びやすいのでおすすめです。
意外と市販のトランプでは数字で書いてあるトランプは少ないです。
1~10までの市販トランプ
家族で沢山話せるコミュニケーションの場にもなるので我が家でも引き続き楽しく取り組みたいと思います。
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