子どもとの絵本タイムにはどんな本を読んでいますか?
最近は長男が読書に夢中!
なかでも「バムとケロシリーズ」は毎日読んでとせがまれています。
我が家では絵本が大好きな息子と色々な本を読むことを楽しんでいます。
その中でも、みなさんにも是非読んでほしい素晴らしい作品を紹介していきます。
今回ご紹介するのは、島田ゆかさんの「バムとケロのそらのたび」です。
「バムとケロのそらのたび」のあらすじ
月曜日の朝。バムのおじいちゃんから、やまのような小包が届きます。
その中身はなんと組み立て式の飛行機。
バムとケロは力を合わせて飛行機を組み立ておじいちゃん家へ出かけることに。
そらのたびは大冒険で危険がいっぱい。
「たまねぎさんみゃく」に「かぼちゃかざん」、多くの難所をこえバムとケロはおじいちゃん家にたどり着けるのでしょうか?
「バムとケロのそらのたび」の主な登場人物
〇バム・・・しっかり者で面倒見の良い犬
〇ケロ・・・おてんばでかわいらしいカエル
〇バムのおじいちゃん、おばあちゃん
〇ヤメピ・・・気ままな子犬
〇おじぎちゃん・・・3本耳の子ウサギ
(ヤメピやおじぎちゃんはこの作品では名前は出てきません。)
「バムとケロのそらのたび」の見どころ
そらのたびへ出るために飛行機づくりから始めるというのがなんとも楽しい始まりです。
バムが一生懸命作っている一方で、ケロちゃんがいつもの調子で色々とやってくれます。
「そらのたび」へ出てからは、いろいろな難所を超えておじいちゃん家へ向かうのですが、出てくる難所がユニークでおもしろいです。
場所ごとに変わる背景の雲にも要注目です。
おじいちゃん家へ着いてからはすっかり疲れて眠ってしまうバムとケロですが、おじいちゃん家の小物をみると「ふしぎなひこうきじいさん」が誰だったのかなんとなく分かります。
(おじいちゃんのバースデーケーキや写真たてに飾られているおじいちゃんのモノクロ写真などに注目してみてください。)
「バムとケロのそらのたび」の裏話、小ネタ
「バムとケロ」シリーズの魅力はストーリーそのものだけではありません。
絵の細部にまで面白い仕掛けがあります。
まるで「宝探し」です。
こちらにはヒントを書いておきますので、是非親子で「宝探し」をしてみてください。
*ネタバレが嫌な方は飛ばしてくださいね!
・飛行機をつくるためのお道具箱。サイドポケットに刺さっているのはあの本?
・ケロちゃんがモグラに描いているのは?
・それぞれのシーンの空に浮かぶ雲のカタチに注目
・「りんごやま」のほらあなにある数字は全部見つけられた?
・「りんごやま」でガラゴを発見!
*ガラゴは島田ゆかさんの他の作品「ガラゴシリーズ」にでてくる主人公です。
・バムとケロが「いわのトンネル」に入る前、サメのような影が見える⇒え、密かに数ページ後で手を振っている!?(我が家ではこの正体がサメなのかペンギンなのかで意見が割れています。)
・ホットドッグを食べるシーン。バムのケチャップコントロール力がすごい。
・バムとケロが家をでるときからしれっといた赤い飛行機が謎すぎる。おじいちゃん家の上空にもまだいる!
・おじいちゃん家に飾られているカボチャの置物。これって確かカボチャ火山からずっと一緒だったはず。飛行機が一回転しても落ちなかったのかな?
・おじいちゃん家の本棚に「おじぎちゃん1」という本が並んでいる。どんな内容なのか見てみたい。
・バムのおじいちゃんが「ふしぎなひこうきじいさん」を読もうとしてくれる。この本の中には「りんごやま」の文字が…。前作でちゃんとこの本を読んでおけば今回困らずにすんだかも?(笑)作者はきっとおじいちゃんだよね。
他の「バムとケロ」シリーズ作品
今回この記事で紹介した「バムとケロのそらのたび」は「バムとケロ」シリーズの2作目の作品です。
「バムとケロ」シリーズは日曜日からはじまるバムとケロの物語なのですが
今回の「バムとケロのそらのたび」は月曜日のお話です。
現在出版されている他の作品は以下の4作品です。
「バムとケロ」シリーズ 1作目
「バムとケロ」シリーズ 3作目
「バムとケロ」シリーズ 4作目
「バムとケロ」シリーズ 5作目
さらに「バムとケロ」シリーズのファンには、こちらもオススメ!
「ケロちゃん」の出生の秘密やバムとケロに出てくるおなじみのキャラクターに大人も子どもも大興奮。
「ガラゴシリーズ」
我が家は「バムとケロのおかいもの」から買い始めたのですが、息子が「バムとケロ」シリーズを大好きになり結局全シリーズを買いそろえました。
是非、親子で楽しい読書時間を過ごしてみてくださいね!
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